高原の里キャンプ 8/8~12 (長者原~牧ノ戸 遊歩道お散歩・男池のキツネノカミソリ編)

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前日の教訓で 04:30 起床し準備をします。

今日の予定は6時からルイを連れて、長者原~牧ノ戸 遊歩道お散歩です。

高原の里から長者原は車で10分です。キャンプ場を 05:35 出発しました。

 

05:55 遊歩道で牧ノ戸までお散歩です。今日は出発時間は予定通りです。

久しぶりのくじゅうでのお散歩にルイはとても嬉しそうです。

牧ノ戸までの距離は約4㎞・標高差は約300mです。遊歩道はコンクリート道で

歩きやすく約1時間ちょっとのお散歩を楽しめます。樹林帯を歩くので日中でも

涼しいです。秋は間近に紅葉を観れ、各登山道とは違った感じの紅葉観賞が

できます。

 

06:20 やまなみ荘付近を通過、ここは道路沿いの開けた遊歩道で上泉水山が

目前に現れます。

07:10 牧ノ戸到着。何時もは食事をして、歩いてきた道を引き返すのですが

気温の上昇でルイが心配(熱中症)なので、今回はここで終了です。

バスの時刻を確認しにバス停へ向かいます。日田バスの09時発で私だけ長者原へ

下りて、パジェロで妻とルイを牧ノ戸へ迎えに行くことにしました。

 

黒岩山へ向かう途中の東屋(休憩所)で朝食です。

牧ノ戸登山口から久住方面へ殆どの方が行かれますので、こちらの休憩所は

静かでゆっくり出来ます。たまに黒岩山へ登られる方が通り過ぎて行かれますが

牧ノ戸より2~3分ですので、休憩されることなく通過されます。

 

今日の朝食は妻のリクエストに応えて、前回単独・坊がつるテント泊で食した

オムライスと焼き鳥です。私達の食事は冷凍食品が多いです。

お湯やフライパンで温めるだけですので調理も簡単ですし、テント泊時は

携帯クールボックスに他の食品も一緒に入れ、保冷の役目にも使えます。

 

お湯を沸かし、オムライスと焼き鳥を袋のまま温めます。

オムライスに焼き鳥のタレをかけていただきます。妻が『美味しいやん!』

とニコニコ顔です。これにサラダとスープを加えれば夕食のメニューでも

全く問題なしです。食後のカフェオレを嗜みます。08:25時点で気温24℃

ゆっくりしてるとバスへ行く時間になりました。ルイに “ 後で迎えに来るから

お利口に待っちょってね ” と言うと山歩きで車で迎えに来ること自体が初めて

なので、理解できないようです。

 

08:45 ちょっと早めですがバス停へ向かいます。

牧ノ戸駐車場へ着くと駐車場は満車状態です。バス枠に日田バスが停車してます。

運転手さんに “ 長者原まで行くのですが、バスに荷物を積んでてて良いですか? ”

とお聞きすると、快く「どうぞ」と。長者原まで290円ですので、両替も先に

させていただきました。

 

発車まで10分ちょっと時間がありますので、レストハウスへ。

これから登られる登山者の方が大勢いらっしゃいます。私達が山登りを始めた

3年前とは大違いです。昨今の登山ブームで若い男女の方が多く衣装もカラフル

です。3年前は私達が若い年代でした。お年を召された方が多くグレーや黒っぽい

登山着だったのですが、今では老若男女カラフルな衣装を纏われて山が華やかに

なりました。

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08:55 バスへ戻ります。09:00ちょうど私一人を乗せたバスが発車します。

長者原から牧ノ戸まで九州横断バスを利用したことがあり、路線バスといっても

観光バスなのでくじゅうの観光車内アナウンスが流れてました。

日田バスは全くの路線バスなのでアナウンスは流れてませんが、各温泉ホテルや

旅館の前停留所へ停まります。それが情緒があって良い感じです。

 

10分で長者原到着。パジェロに乗り換え牧ノ戸へ戻ります。

妻に09:20頃に休憩所を出発するように伝えてましたので、妻達より少し前に

牧ノ戸へ着きました。妻とルイが下りてきて、ルイがパジェロと私を見つけ

私の言ってた意味が理解できたようです。「今度は坊がつるまで迎えに来て

ほしいワン」と云ってるようでした。それは無理なのよルイ君!

 

今日の夕食の焼き肉の野菜類を買い出しに飯田JA飯田高原ドライブインへ

向かいます。キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも(北あかり)、ピーマン、トウモロコシ

レタス、ナス等を購入します。キャンプへ来た時は何時もこちらで野菜類は

購入するのですが、新鮮で安くてとっても美味しいです。

 

子供達夫婦3組と孫2人が、キャンプ場へ到着します。

キャンプ場のコテージが空いてなく、管理人さんの計らいで管理宿泊所を利用

させていただけました。綺麗で立派なコテージ風のロフト付きの建物です。

三男夫婦と孫2人は、今回初めてのテント泊に挑戦です。16年前テントキャンプを

してた頃、新調して1度しか使ってなかったテントを孫達と張ります。

初めてのテントに嬉しそうです。テントの中は暑いのに出たり入ったりしてました。

 

昼食は素麺、竹でそうめん流しをすれば孫達も喜んだと思うのですが

鍋に冷たい水を浸して素麺を皆で囲んでいただくのも悪くありません。

満腹になったところで、子供・孫達は近くに観光に出掛けました。

長者原でソフトクリームを食べて、牧ノ戸そして湯布院の道の駅まで

行ってきたようです。

 

戻ってきて、焼き肉の準備をします。妻と嫁達は食材の準備、私と子供・孫達で

炭火を起こします。皆で焼き肉を綺麗に平らげました。満腹で満足になった

ところで子供達が買ってきたスイカをいただきます。

牧場の温泉館の湯に浸かり、汗を流して孫達は用意してた花火をします。

夏のキャンプは焼き肉そしてスイカ、花火は定番ですね。

 

嫁達が天の川を観たことがないとのことで、高原の里でも観えますが

周りの明かりが邪魔しますので、牧ノ戸まで行くことを勧めます。

牧ノ戸駐車場前から筋湯温泉へ下りていく道へ入って50m程のところで

牧ノ戸の僅かな明かりも遮断出来るので、そこへ行けば “ ここより5倍の星が

観えるよ ” と。寒いので持って来てる長袖シャツやジャンバーを着るように

伝えました。

 

「凄い星の数で、天の川が綺麗に観えた」と全員感動してました。

“ 寒かったろう? ”「長袖やジャンバー着てても20分も居れんやった!」と

1時間ちょっとで戻ってきました。

孫達は帰りの車の中で寝てしまってたので、テントに寝かせ、リビングテントで

久しぶりに子供達夫婦全員と語り合います。

 

キャンプ場のマナーは10時過ぎには就寝ですので、まだまだ話し足りない様子

でしたが、22:30 オヤスミナサイ…(-_-)zzz

 

翌朝はフレンチトーストとサラダ、コーヒー、オレンジジュースで済ませ

湯布院の探索へ出掛けます。混み合うので先に金鱗湖の畔にある洋食レストラン

洋灯舎(らんぷしゃ)へ。8種類のコース料理(¥1,575-)を皆で頼みます。

お勧めは「豊後牛ハンバーグステーキのAセット」らしいのですが、日替りの

ステーキランチ、エビフライランチ、カニクリームコロッケランチ、各々に

好きなランチを注文しましたが、全員どれも美味しかったとのことでした。

 

昼食後、湯布院の街並みを探索します。異常気象で暑いですが大勢の観光客…

探索してると師匠より電話が入ります。「男池でキツネノカミソリが群生してる

らしいですよ。近くだから行ってみては?」と “ えっ、そうなんですか。明日の

朝行ってみます ” そこそこに探索を済ませ、子供達は「うみたまご(水族館)」へ

行くとのことでここで解散します。

(子供・孫達の写真は本人達の要望で掲載しません。悪しからず…)

 

私達は視察で別府の「地獄めぐり」へ。暑いのに「地獄めぐり」も大勢の観光客で

いっぱいです。気温が高いうえに、温泉の水蒸気でまさに「地獄めぐり?」です。

私達は駐車場だけ確認し退散しました。

どうして「地獄めぐり」へ行ったのかは後日のブログで明らかになります。

楽しみに…(^_-)-☆

 

キャンプ場へ戻って、夕食は同じトレーラー牽きの友人で高知から来られた

ご夫婦と、福岡から来られた親子の方と、高原の里オーナーさんご夫妻で

私のリビングテントで持ち寄りディナーを楽しみます。

色んな話で盛り上がりディナーです。楽しく愉快に過ごさせていただきました。

 

盛り上がってますが、22:30 マナー厳守でお開きにします。

テントキャンプをされたことがある方はお判りでしょうが、テントは布きれ

一枚ですので、遠くの話し声でも筒抜けで聞こえます。

 

坊がつるでは20時を過ぎると、テン場は静まります。

山のテン場は山の、キャンプ場にはキャンプの最低限のルールがあると思います。

他人に迷惑を掛けないようにしたいものです。

木々の間から (画像をクリックで拡大します)
木々の間から (画像をクリックで拡大します)

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『閑さや 木々に沁み入る 蝉の声』 (画像をクリックで拡大します)
『閑さや 木々に沁み入る 蝉の声』 (画像をクリックで拡大します)

12日 04:40起床。今日は男池湧水群へキツネノカミソリを観賞に出掛けます。

こちらはペット立ち入り禁止ですので、ルイはお留守番です。

 

06:10 男池駐車場到着。キャンプ場より10分弱です。

軽いストレッチをして探索へ。キャンプ場や、昨日の遊歩道お散歩の時などは

mont-bell テナヤブーツを履きます。リードアジャストシステム採用で便利です。

 

入口からすぐにオレンジ色のキツネノカミソリが群生してました。

オオキツネノカミソリは井原山が有名で、何時かは行ってみたいと思ってて

今年も時期を過ぎてるようですので、ここ男池で見れたのは幸運です。

“ 師匠、情報ありがとうございました! ” m(__)m

 

こちらからの登山道は未踏ですので、かくし水まで散歩がてら行ってみます。

途中○○mとの立札があります。高低差もなく散歩には最適です。

『ルイを連れてきたかったね』と。でも規則を守るのが山のルールです。

樹林帯で涼しく歩いてると、水の流れがあります。“ もうすぐやね ” と思ったら

かくし水と書かれた立札と割り竹の先から水が流れてます。

飲んでみると、とっても美味しいです。

 

写真やビデオを撮り、少し休憩します。

今回の全てお山歩は防虫ネットしてました。牧ノ戸からは虫は皆無でしたが

昨日の長者原からと今日の男池はブヨが付き纏ってます。

防虫ネットのお蔭で快適登山ですが、今日は帽子を被ってません。

帽子を被らずに、防虫ネットだけ着用すると…お互いの顔を見て笑い転げます。

まるで黒いストッキングを被った銀行強盗です。

 

帰りに登山者の方に遭わなければと思ってましたが、6人の方とすれ違いました。

 “ 絶対に笑いを堪えてるよね。さっき見たぁ?直で被るんだったら虫に刺される

方を選ぶね! ” と話してるのでは?と妻に言うと『凄く恥ずかしかったね』と。

私達はブヨの痛痒さより恥ずかしくても防虫ネット着用を選びました。

 

オヒョウの木に包まれた岩と岩を巻き込んでるケヤキの木を見に行きます。

ここは ❝ ミヤマキリシマ観賞 坊がつるテント泊予行練習 ❞ で妻と女性軍で

見に行った不思議は樹木です。私は見てなかったので妻から説明を受けます。

オヒョウの木は岩を掴んでるように見えます。自然の姿に感動します。

 

男池湧水群(おいけゆうすいぐん)は、大分県中南部の由布市庄内町阿蘇野にある

湧水群である。名水百選に選定されている。

九重連山東麓の黒岳(標高1,586m)北側にある男池(標高850m)から湧出する。

大分川水系阿蘇野川の源流のひとつでもある。

 

  • 水質:炭酸水素カルシウム型
  • 硬度:107.57mg/L(軟水
  • 水温:12.6℃
  • 湧水量:約2万t/日

                (ウィキペディア フリー百科事典 参考)

 

ここだと涼しくて日中も暑さ知らずで過ごせそうです。

ルイを連れてこれるのであれば、お弁当と椅子とテーブルを持ってきて一日中

滞在するのですが…

 

教訓!

防虫ネットは被ってるのを忘れてしまうくらい快適。ブヨや虫を気にすることなく

お山歩出来ます。でも、帽子被って着用しないと笑い者になってしまいます。

 

07:50 駐車場到着。キャンプ場へ戻って、トーストとサラダで簡単に朝食を

済ませ、リビングテントとトレーラーの片付けをします。

12:00 帰路に着きます。玖珠町のコンビニでおにぎりと竹やぶ(鳥専門店)で

唐揚げを買って、途中車を停めていただきます。竹やぶの唐揚げはとっても

美味しいです。

 

14:50 自宅へ到着。明日からお盆、九州では初盆会と云って昨年7月頃から

亡くなった知人や町内会の方々の自宅へ訪問する風習があり、13~14日は

忙しくなりそうです。

早めの夏季休暇を楽しめましたので、頑張らなくては…!(^^)! 

 

次回の特集は『キャンピングトレーラーはベースキャンプに最適?』です。

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コメント: 4
  • #1

    舞いさん (土曜日, 17 8月 2013 15:48)

    前ページ 天狗ヶ城での日の出 南西のノリウツギ良い感じですネ 140名二組 挨拶の連呼だった見たいで(*^o^)/\(^-^*) 男池付近のキツネノカミソリ 群生だった見たいで又かくし水まで行かれ ワクワクしながら見させていただきました 私達も来月は登山に集中します(((^^;) 追伸 ノリウツギ見てみたいです。

  • #2

    okadol (土曜日, 17 8月 2013 21:28)

    師匠、男池のキツネノカミソリ群生情報、ありがとうございました。
    妻と何時の日か見てみたいと思ってました。男池に群生してるとは
    知りませんでした。初めてで感動しました。!(^^)!
    井原山のオオキツネノカミソリは知ってましたが、この時季は早朝しか
    行動しないため、見に行けるのは何時になるやら?と思ってました。

    天狗ヶ城のノリウツギの群生も初めてでした。あんなにノリウツギの木が
    あるとは知りませんでした。来年もこの時期で2つの群生を見に行こうと
    思います。また色んな情報ご伝授いただけると嬉しいです。(^^)

  • #3

    もび (水曜日, 21 8月 2013 21:19)

    う~ん涼しげな写真ですね~
    でも もう少し気温が下がってくれないと~
    お山行く気になりませんわ~><
    行くまでに熱中症になりそう~
    秋まで我慢ですかね~バグネットもかぶりたくないし~W

  • #4

    okadol (水曜日, 21 8月 2013 21:46)

    もびさん、全走行距離1800㎞の南紀ツーリングお疲れ様でした。
    今年は異常ですね。日中お山歩は私達も無理です。

    防虫ネットは帽子被って着用すると、忘れてしまうくらい快適ですよ。
    私と妻も何度か着用したまま、お茶を飲もうとしました。(^^ゞ
    単に年を取ってるだけなのかも?ですが…(-_-;)

    若き女性軍のリベンジ坊がつるテント泊、日程が決まりましたら
    ご連絡しますね。是非にご一緒しましょう。!(^^)!