くじゅう紅葉登山 10/18~20 (扇ヶ鼻・自然遊歩道)

18日下山後、持病の膝が痛み、明日は無理かなぁ~っと思ってましたが、手当の

甲斐あって何とか大丈夫そうです。でも無理は禁物です。

予定では星生山まで行くつもりでしたが、扇ヶ鼻を目指して途中下山も有りで兎に角

行ってみることにしました。

 

05:30起床し準備をして出掛けます。昨夜ルイに言い聞かせてたので、鳴くこともなく

見送ってくれました。〝明日、お利口さんに待っちょったら、二つ寝んねしたら朝から

山登りに連れて行くけん、お利口さんに待っちょって。立派な山登り犬になるちゃっろ〟

って言ったんです。

信じられないと思いますが、ルイは多くの言葉を理解します。 昨日は状況次第で

3日とも紅葉山歩きになる可能性もあり、その場合は連れて行けないので言わなかったの

です。もし言って約束を破ると大変なことになってしまいます。

 

牧ノ戸駐車場へ06:40到着。今日の天気予報は九州全域 “晴れ” でも牧ノ戸駐車場は

ガスってます。駐車場直ぐ上も紅葉してるので、登る時から紅葉を観たいので車で暫く

待機しましたが一向に晴れる兆しはありません。〝なんで?〟50分ほど待ってましたが

入山が遅くなるとお昼過ぎには下山したいので、ゆっくりビデオを撮ったり紅葉を存分に

観れないので、晴れることを信じて07:35牧ノ戸登山口より登山開始。

↑画像をクリックして右下の矢印でスライドショーで見れます

第二展望台もガスってます。沓掛山まで来ると少しガスが晴れました。

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09:10扇ヶ鼻分岐に到着です。

星生山西斜面が綺麗に紅葉してます。

完全にガスが抜けきれず、日も当たってないので白っぽいです。

星生山西斜面1(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面1(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面2(画像をクリックで拡大します)
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星生山西斜面3(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面3(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面4(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面4(画像をクリックで拡大します)

第二展望台から扇ヶ鼻まで、定年で山登りを始められたご夫婦の方と楽しく山談話を

しながらの山歩きでした。

沓掛~扇ヶ鼻まで3~40代の女性のグループの方々が、私達の後ろでワイワイ楽しく

登られていらっしゃいました。扇ヶ鼻で愉快な行動に心和みました。

扇ヶ鼻での休憩を終え、久住山方面へ出発された時、一番先頭の方が歩きながら後ろに

続くメンバーの方に振り向かずに「点呼、いち!」と叫ばれると、続いて歩いてる方々が

「にぃ!」「さん!」「しぃ!」「ご!」と応えられていました。とても微笑ましく

私達も扇ヶ鼻に出発して歩いてる途中に私が〝点呼、いち〟妻が『にぃ!隊長全員

揃ってま~す』もちろん前を向いたまま〝了解!〟と。楽しくて愉快な気分になりました。

でもパーティでは必要なことだと思います。サブリーダーが後ろから確認するより明確

ですね。

 

ルイが一緒の時〝点呼!〟と私が言ってルイが“ワン”私が〝ツゥ〟妻が『スリー』と

言ったら面白いのですが、ルイは吠えない躾をしてるので“ワン”と言ってくれそうに

ありません。躾をするまでに2回吠えて、その後の4年間は突然のアクシデントの時に

3回吠えました。4年半で5回吠えただけです。

 

扇ヶ鼻分岐より扇ヶ鼻方面へ向かい、肥前ヶ城斜面の紅葉を見に行きました。

着いた時は、一面ガスに覆われていましたが、5分もしないうちにガスが晴れてきました。

今日は、本当にラッキーな状態です。沓掛も星生山西斜面も、全て着く頃にはガスが

晴れて紅葉を観ながら山歩きできました。 

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トレーラーで軽くパンを食べていましたので、遅い朝食?です。

私は日常では朝食と夕食だけですが、山行の時はしっかり昼食を取ります。

 

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山歩き豆知識

今年の7月単独で坊がつるへテント泊へ行った時、朝食はパンとコーヒーで軽くすませ

坊がつるで昼食の予定で、直ぐに出掛けようと思ったのですが、急な仕事が入り出発が

お昼になってしまいました。

朝が軽めだったので、お腹は空いていました。何か口に入れておけば良かったのですが

普段食べないので何も口にしませんでした。

吉部から15:00に暮雨の滝コースで坊がつるへ。登山開始して直ぐの急登を半分ぐらい

登った所で足が前に出なくなりました。何時もと違い登りがとても辛くて・・・

登り終え、ザックを降ろし20分も休憩してしまいました。通常はザックを降ろさず

立ったまま5分程度休憩をするだけです。

 

身体の不調かも知れないし、食べてないのでバテてしまってるのか?分かりませんので

暮雨の滝まで行って、変わらない状態だと引き返し、飯田高原の高原の里でテント泊し

明日帰宅しようと思ってました。

 

私は休憩中、普段は何も口にしないのですが、取り合えずザックからチョコ(キット

カット)を取り出し数個口にして、2~3個ウェストポーチに入れて歩きだしました。

すると、少し楽になりました。ポーチに入れていたチョコを途中食べながら歩きました。

暮雨の滝に着く頃は、かなり楽になり足が前に出ます。常時ザックに入れているカロリー

メイトを取り出して一欠片を口にしました。その後は普通に歩けるようになりました。

 

行動食を持ってますか?等云われてますが、本当に大事なことなのです。

道迷い等で歩き疲れて休息を取っても次に歩き出せない。そうなると遭難です。

汗をかいた時に塩分補給も大事です。ポカリスエット等のスポーツドリンクが

良いようです。

 

くじゅう紅葉登山 10/18~20 (三俣山・黒岩山麓)に書きましたが、“男性は

バテる前にお腹が空く”お腹が空いた時はしっかりと食べなければ、その後バテて

しまいます。キッパリ!

“女性はお腹が空く前にバテる”ので、お腹が空いたなと思う時は“時既に遅し”ですので

休憩中にこまめに口にすることをお勧めします。

 

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昼食を終え、登ってきたコースを下山します。

日が当たり出した肥前ヶ城の斜面へ向かいました。後数日でピークを迎えるようです。

肥前ヶ城先に観える久住山が青空にくっきりと聳え立ってます。

何処も素晴らしい景観を望めます。そんなくじゅう連山に魅せられてしまいました。

扇ヶ鼻より阿蘇を望む(画像をクリックで拡大します)
扇ヶ鼻より阿蘇を望む(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面1(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面1(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面2(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面2(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面3(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城斜面3(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城と久住山(画像をクリックで拡大します)
肥前ヶ城と久住山(画像をクリックで拡大します)

日差しを浴びてる星生山西斜面へ向かいます。

朝は朝で露に濡れて綺麗でしたが、日を浴びてる紅葉は更に綺麗でした。

 

星生山西斜面1(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面1(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面2(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面2(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面3(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面3(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面4(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面4(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面5(画像をクリックで拡大します)
星生山西斜面5(画像をクリックで拡大します)

何時までも観ていたいのですが、ルイお坊っちゃまが待ってますので下山します。

沓掛山手前で振り返ると、扇ヶ鼻山頂がオレンジに輝いてました。とても綺麗で妻と

歓声を上げました。

沓掛も日差しに照らされ綺麗な紅葉を輝かせていました。でもピークは数日後のようです。

扇ヶ鼻山頂(画像をクリックで拡大します)
扇ヶ鼻山頂(画像をクリックで拡大します)
鍋谷と扇ヶ鼻(画像をクリックで拡大します)
鍋谷と扇ヶ鼻(画像をクリックで拡大します)
秋を感じて(画像をクリックで拡大します)
秋を感じて(画像をクリックで拡大します)
沓掛山1(画像をクリックで拡大します)
沓掛山1(画像をクリックで拡大します)
沓掛山2(画像をクリックで拡大します)
沓掛山2(画像をクリックで拡大します)

昨日登った三俣山が“おいで、おいで”と手招きしてます。鍋底に降りて紅葉と青空の

コントラストを観たかったのですが、来年の楽しみにします。

3日目の明日は予備日にしてました。三俣と扇ヶ鼻の紅葉を観れなかったら、登る予定

でしたが、ルイと約束をしてしまいましたので、明日は登山者が少ないだろうと思われる

涌蓋山へ登る予定です。何とか膝も小康状態ですが、膝の事も考え涌蓋山へ行くことに

しました。

 

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13:00 牧ノ戸登山口へ下山しました。

綺麗な紅葉を満喫でき、楽しい山歩でした。

車に戻って帰ろうとエンジンを掛けると“クゥ~ン”と。ルイが鳴いてるのではありません。

バッテリーが上がってセルモーターが回わりません。ルームランプ等の消し忘れは

してませんし、なんでだろう?恐らく牧ノ戸へ着いた時、寒かったのでアイドリングで

ヒーターを作動したまま50分も待機してたのが原因?なのではないかと。

ロードサービスにお願いすることを考えましたが、玖珠町もしくは竹田市から来るとなると

1時間は待つことになります。ブースターケーブルを持ってますので、他の車の方から

供給していただくことにしました。(^^ゞ

 

近くに停めてある登山者の方が帰って来るのを待ってましたが、13時過ぎに

下山される方は皆無です。駐車場は満車状態だったので、駐車待ちの方にお願いすることに

しました。運良く1台プリウスが待っていらっしゃいました。妻が駆け寄り『駐車場を

お探しですか?』とお尋ねすると、そのようです。訳を話すと快く応じてくれましたが

ボンネットを開けてビックリです。

軽自動車より小さなバッテリー、エンジンを高回転にすると大丈夫かな?と思いましたが

回転を上げると動力用のバッテリーに供給されるとのことで無理みたい。ハイブリッド車の

仕組みが初めて分かりました。(^^ゞ 丁重にお礼を申し上げ、次の方を待つことに。

 

近くに停めていた観光風の年配の方が帰ってこられました。訳を話して慎重に車を

寄せてもらいます。バッテリーを繋いでエンジンを高回転にしていただくと、一発で

エンジン始動できました。

手伝っていただいたバイクで来られた方と、バッテリー供給いただいた車の方に、丁重に

お礼を申しあげて牧ノ戸を後にしました。

 

車の中で妻が『飲み物でも買って渡せばよかった』と〝そうやったね。渡せばよかったね〟

と会話してると先程の車が路肩に停まってます。横を通り過ぎた時、車内で地図を広げて

いらっしゃいました。車の前に停車して妻に〝多分大吊り橋に行くのが分からんちゃろうき

案内しますよって言ってきて〟妻が駆け寄るとやはりそのようです。

作業中、同乗者の方から「ここから夢の大吊り橋までどのくらいですか?」聞かれました

ので 〝15分ぐらいです〟とお答えしてました。

〝良かったぁ。恩返しが出来るね〟妻と話しながら大吊り橋の駐車場までご案内させて

いただきました。年配の方と同乗の女性4名の方が深々と頭を下げてお礼を言われました。

〝こちらこそ、ありがとうございました。旅行楽しんで下さい〟とご返事してキャンプ場へ

戻りました。

 

トラブルでご協力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。

本当に、ありがとうございました。

 

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トレーラーに戻り、ルイを連れて長者原駐車場へ。

自然遊歩道を20分程お散歩して、長者原レストハウスでお決まりのソフトクリーム。

川横の溝で靴が洗えるようで、汚れを落とすと綺麗になりました。 (^^)v

 

妻が美味しいスイーツが食べたいとのことで、Chez-tani 瀬の本高原店へ行くことに。

自分達が食べる分と、お世話になってる高原の里オーナーさんのお土産に焼きドーナツを

買いました。温泉に入って、明日の朝食の買い物を夢の大吊り橋近くの高原ショップへ。

高原ショップで買い物をしてるとお総菜コーナーがあり〝登山弁当は出来ますか?〟と

聞いてみると“出来ますよ”とのことで500円のお弁当を頼みました。

明日08時に取り行くことにしました。

 

トレーラーに戻り、寒い時は鍋に限る!で鍋を突きながらビールで乾杯!

山に登って、温泉に入って、美味しいものを食べ、お山歩のビデオを観ながら

ビールを飲む。至福のひと時です。

明日は3日目のお山歩ですので、今日は早めに寝ることにします。

  

 

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