高原の里キャンプ 8/8~12 (天狗ヶ城 朝駈け編)

8~12日で高原の里へキャンプとお山歩へ行くことに。

8日早朝出発し、この日はキャンプ場でゆっくりして、9日中岳へ朝駈けし

玖珠町まで買い出し、10日朝は長者原~牧ノ戸遊歩道のお散歩。

11日は家族で湯布院探索。12日帰宅予定で夏期休暇を楽しみます。

(10~11日は子供・孫達と合流してキャンプ)

 

 今回は10人分のキャンプ道具を用意しなければなりません。

チェアー10脚、シュラフ6人分、食器10人分、リビングテント等々…

以前テントでオートキャンプをしてましたので、倉庫から各道具を探します。

全て積み込むと、パジェロとトレーラーがかなりの重量オーバーに…

 

この重量だと四季彩ロード経由では、上り坂が心配です。

パジェロに無理が掛かりそうなので、宇佐~湯布院間高速利用で湯布院経由で

行くことにします。

07時出発。天気は最高!なのですが、異常気象で暑くなりそうです。

 

途中、休憩を挟みながら10時30分『高原の里』へ到着。

トレーラーを設置し、リビングテントを張ります。昼食はパスタ。

木陰でゆっくりし、途中で購入した新鮮夏野菜でカレーを作ります。

異常気象で日中は暑いですが、木陰では何とか凌げます。

 

17時を過ぎると涼しくなったので、やまなみ牧場のまきばの温泉館へ行って

夕食です。新鮮な夏野菜で作ったカレーはとても美味しいです。

明日は2時起きで、3時に朝駆けで中岳へ向かいますので、早めに寝ようと

ベッドに横になります。20時を過ぎた頃から急に気温が下がり始め、涼しいを

通り過ぎ寒いくらいです。タオルケット+毛布で就寝しますが、エアコン要らずの

夜が快適すぎて23時頃までテレビを観てしまいました。(-_-;)

天狗ヶ城からの朝日 (画像をクリックで拡大します)
天狗ヶ城からの朝日 (画像をクリックで拡大します)
エメラルドグリーンの御池(みいけ) (画像をクリックで拡大します)
エメラルドグリーンの御池(みいけ) (画像をクリックで拡大します)

↑右下の矢印でスライドショーで見れます

 

モルゲンロート 久住山 (画像をクリックで拡大します)
モルゲンロート 久住山 (画像をクリックで拡大します)
モルゲンロート 扇ヶ鼻 (画像をクリックで拡大します)
モルゲンロート 扇ヶ鼻 (画像をクリックで拡大します)
モルゲンロート 星生山 (画像をクリックで拡大します)
モルゲンロート 星生山 (画像をクリックで拡大します)
硫黄山 (画像をクリックで拡大します)
硫黄山 (画像をクリックで拡大します)

01:50 携帯のアラームが鳴る前に起床。

外へ出てみると満天の星空。天の川まで綺麗に観えます。この満天の星空を

仰ぎながらのお山歩が楽しみです。

 

妻がルイを散歩に連れて行ってる間に、ザックをパジェロに積み込みます。

トレーラーに帰って来たところで、何気なく食事をします。

きっと時間が早いからでしょう。今日は察してないようです。

カレーライスを少しだけ食べて、ルイに “ お買い物に行って来るから、お利口に

お留守番しちょって ” ルイは「えっ、今から行くのぉ?」涼しいを通り越して

寒いくらいですので、ルイにとっては居心地が良いのでご機嫌です。気温は17℃。

 

高原の里より牧ノ戸までは20分程掛かります。流石にルイの世話をしてると

40分での用意は無理でした。2時30分には出掛けないと3時の登山開始は

不可能です。結局3時にキャンプ場出発となりました。

 

牧ノ戸到着すると、二人連れの方がヘッドライトを灯して登って行かれました。

トイレを済ませて、靴を履いてストレッチ、事前に作った登山届を忘れてしまい

登山届を記入して 03:35 朝駆けの開始です。

 

恐らく気温は15℃前後と思われ、半袖のTシャツでは寒いですが、登山口より

コンクリート道の坂道を20分登って行きますので、直ぐに暑くなります。

牧ノ戸から入山する時は四季を通して寒いぐらいの服装で登り始めます。

 

03:55 第2展望台到着。空を見上げると星が輝いてます。『わぁ~綺麗やねぇ』

と妻が星よりも目を輝かせて呟きます。“ 本当!凄いねぇ ” ヘッドライトを

消して暫しの星空観賞です。ライトを消して1~2分経つと暗闇に目が慣れ

沢山の星が見え出します。でも今日の目的は日の出です。ゆっくり眺めてたいの

ですが、先を急ぎます。進む方向にオリオン座が輝いています。

オリオン座は冬の星座ですが、7~8月頃から東の空に深夜登ってきます。

オリオン座に導かれるように登山道を進みます。

 

04:40 扇ヶ鼻分岐に到着。何時もはビデオを撮りながらゆっくりと登るので

1時間20~30分掛かるのですが、暗闇でビデオは撮りませんし、少し急いで

いたので、1時間05分で着きました。ここで10分程休憩します。

 

先に登られてた方達と一緒になりました。“ 何方まで行かれるのですか? ”

「星生山です。何方までですか?」“ 中岳を目指してますが、日の出は

無理みたいです ” との会話で、私達も間違いなく日の出を見れる星生山へ

変更しようかと思いましたが、取り敢えず行けるところまで行くことにします。

 

05:05 星生崎下に到着。辺りは白みかけ天狗ヶ城、久住山のシルエットが

クッキリと見えます。05:15 久住分れ避難小屋到着し、中岳は諦めて久住山に

するか天狗ヶ城にするか検討します。妻に “久住山だと日の出には間に合うけど

日の出の景観は久住山より天狗ヶ城やね!“ 『任せるよ』で私の中では決めていた

天狗ヶ城に決定です。

 

05:20 避難小屋を出発。もう辺りは明るくなってます。大分の日の出が 05:31。

天狗ヶ城からだと 05:45前後に大船山の山頂からお日様が顔を出すと思われます。

05:50 天狗ヶ城山頂到着。雲がかかってたのでグットタイミングでした。

早速、ビデオとタブレットで撮影します。

 

中岳に写真撮影されてる方が1名、星生山には先ほどの親子?の方2名、久住山

にも後から登られてきたのでしょう。1名の方が朝日を眺められていました。

稲星山、久住山、扇ヶ鼻のモルゲンロートが始まりました。山頂から眼下に

眺めるモルゲンロートは格別です。朝焼けに山々の頂上がオレンジ色に染まって

濃い緑の影とのコントラストは美しいです。

 

『良かったね、間に合って』“ ○子が頑張って、僕に付いて来たご褒美やね ”

何時もはビデオを撮りながらのゆっくりお山歩ですが、撮影休憩なし、その上

少し急いだので、妻の膝が心配で何度も “大丈夫?” と気遣ってました。

前回のミヤマキリシマ観賞登山で右膝も痛み出したらしく、左右の膝に

サポーター装着(今までは左膝だけ)することにしてのお山歩でした。

 

30分ほど撮影したり眺めたりして、朝食にします。

風があり山頂は寒いです。私はウィンドブレーカー、妻は寒がりなので、薄い

ダウンを着用します。気温は16.4℃、風を避けられるところでお湯を沸かします。

私は大好きなカフェオレ、妻はカップスープと菓子パンです。

ゆっくりと食事を終え、タブレットでBBSへ画像をUPします。

↑右下の矢印でスライドショーで見れます

 

何時も、山頂でゆっくりし過ぎて 07:20 下山開始です。

予定では白みかけた頃に山頂に着き、日の出前に食事を終え、日の出を見て

06:30 には下山予定でしたが、最初からつまづき、その上ゆっくりし過ぎて

50分も予定よりオーバーです。朝は気温の低いくじゅうでも8時を過ぎると

段々に気温が上昇します。9時前には登山口に到着したかったのですが…

 

天狗ヶ城南西斜面に、ノリウツギの花が群生していてお花畑のようで綺麗です。

ノリウツギはアジサイ科アジサイ属落葉低木で、花期は7月から9月で枝の先に

白色の小さな両性花が円錐状に多数つき、その中に花弁4枚の装飾花が混ざる。

樹液を和紙を漉く際の糊に利用したため、この名がついたとのことです。

                  (ウィキペディア フリー百科事典 参考)

 

07:50 避難小屋到着。トイレ休憩です。ここのバイオトイレは臭いもないし

清潔でトイレットペーパーも備えてあります。有料(100円)ですので、管理されて

いるのでしょう。山の中とは思えない綺麗なトイレです。

 

08:10 牧ノ戸を目指します。気温も上昇、陽射しも強くなってきてるのですが

向かい風(西寄りの風)で西千里を歩いてても、とても清々しく歩けます。

扇ヶ鼻で少し休憩してると沓掛山方面より子供達の歓声が聞こえてきます。

見てみると凄い数の団体です。急いで下山、広い場所で行き違いしようと

しましたが、すれ違える登山道まで後50m程のところの狭い登山道で

合致会ってしまいました。

 

こちらは下山ですし、中学生の団体のようですので避けて道を譲ります。

何と140人!子供達が頑張って登ってるので挨拶を交わします。途切れなく

続きますので、抜け出せません。最後まで待つ(約8分間)ことにしました。

最後尾の先生に“これで終わりですか?“「すみません。今と同じ140名の

団体が登って来てます」先を見るとまだ沓掛山には到達してないようです。

先に沓掛山を超えるために急ぎ足で向かいます。

 

沓掛山を超え、何とか離合できるところで2組目の140名の団体とすれ違います。

足早に横をスルリと通り抜けて行きます。途中岩場を軽快にすり抜けてると

「キャー、カッコいい!」と。随分慣れた山さばきに勲章をいただいたようで

若い女の子(中学生ですが)から言われれば、おじさんでも嬉しくなります。

今日は連日の日照りと、岩場もあるので登山靴を Sエボにして正解でした。

本当に Sエボは岩場でのグリップは目を見張るものがあります。

 

09:25 第2展望台到着。急いだので妻の膝が心配です。

少し痛むとのことで、ここで腰を下ろして7分ほど休憩します。

09:45 牧ノ戸登山口到着。何時もはここでソフトクリームなのですが、糖尿病

予備軍のレッテル、そしてルイが待ってるので急いでキャンプ場へ戻ります。

 

牧ノ戸では車の外温度計が26℃、キャンプ場に着く頃は29℃になりました。

トレーラーの中でルイが暑がってると思い、トレーラーのドアを開けると

眠っていたようで「遅かったね。何処まで行っちょったん?」って感じで

ボケーと寝ぼけ眼です。深夜に出掛ける時にトレーラーの窓を開けて網戸に

してたので風が通り何とか凌げたようです。

 

一緒に涼しい木陰で、ルイは朝食、私達は早めのお昼にします。

新鮮トマトと昨日の夏野菜カレーです。美味しくいただきました。

カレーは次の日の方が美味しくなるのは何故でしょう???

 

今回のお山歩の反省点は ❝ 朝駆けは出発時間にゆとりを持とう!❞ です。

行動は予定通りとは行かないにしても、入山の時間は厳守したいものです。

良かった点は、涼しく朝駆け出来たことと、ダブルヘッドランプで夜道歩き

が快適に出来たことです。暗い登山道ではお勧めです。

 

明日は子供・孫達とキャンプですので、玖珠町まで買い出しに出掛けます。

豊後牛の焼き肉を食べさせてあげようと奮発します。

買い出しを終え、何時も帰宅時に立ち寄る「山田温泉」で汗を流しキャンプ場へ

戻ります。子供達は明日の11時頃に着く予定なので、早朝よりルイを連れて

長者原~牧ノ戸までの遊歩道お散歩に行くことにしました。

 

     『長者原~牧ノ戸 遊歩道お散歩・男池のキツネノカミソリ編』へ続く…