くじゅう雪山登山?1/31(扇ヶ鼻)

2月1~3日まで、長者原氷まつりの開催です。

何時も妻とルイと3人のお山歩ですので、一度ツアー(団体登山)に

参加したくて“冬のくじゅうトレッキング体験イベント”に予約しました。

 

開催日は2日。九重へ行くのだから昨年遭遇したピンクに染まるくじゅうを

観たくて、前々日に夕駈けで雪山を登ろうと30日夕方自宅を出発。

2日前にトレーラーをメンテナンスへ出していたので、久留米の“きれい

ファクトリーさん”に取りに行き、九重を目指します。

 

今のトレーラーを所有して、今年で12年目です。ダイビング、スキー

旅行、キャンプとトレーラーを牽いて楽しんできましたが、5年ほど前に

仕事が忙しくなり出動が年に数回。

数ヶ月停めたままだと、水垢がこびり付き、2日を要して水垢を落とし、洗車して

いました。1泊の出動のために、2日間の作業が億劫になりトレーラーの

売却も考えました。

 

その時に知ったのが“光触媒!”水垢を光で分解するという代物です。

早速、施工してもらうと2~3ヶ月青空駐車のトレーラーに水垢が殆ど付いてません。

毎年、メンテナンスに出す度に水垢は皆無状態に。昨年の洗車は2回だけ。

その後、山登りを初めてトレーラーはベースキャンプとして大活躍。

〝あの時、売らんで良かったね!〟と、妻と何時も話してます。

 

筑後小郡~広川を高速利用でトレーラーを取りに行きます。

高速は滅多に利用しませんので、持って行く時に“通勤割引”で失敗して

しまいました。16時からだと思ってた“通勤割引”でしたが、広川を出たのが

16時59分、何と“通勤割引”は17時から・・・

 

今回も広川ICに着いたのが同じ16時59分、IC前の駐車場で待機。

数台同じ考えで待機されてました。17時過ぎETCゲートを通過して割引成功。

「これを知らない事は損!」の始まり・・・

 

トレーラーを引き取り、九重まで“通勤割引”を利用して高速で行こうと

広川~九重間を走り、九重ICで出ると2150円???

事前にネットで調べてた料金は1550円・・・(?_?)

日本道路公団は後で電話すれば、ETC料金は変更してくれるので

後でネットで確認して連絡する事に。

 

20時過ぎ、長者原駐車場へ到着。

初めて長者原登山口駐車場にP泊です。前回中岳へ行った時に

邪魔にならない隅の駐車枠を確認してましたので、そちらに設置し

遅い夕食を食べます。ご飯は自宅で炊いてきてたので、お湯を沸かし

レトルトのカレーを暖めます。最近のレトルトは美味しいです。

 

食事を終え、ネットで通勤割引の料金を確認しました。

やはり1550円!です。でも横に書いてある“よくある質問”に

「通勤割引時間内に2度利用した場合」とあります。読んでみると

 通勤割引時間内は1度の利用だけが割引され、2度目に利用しても

割引の対象にはなりません・・・と書いてあります。(@_@)

 

ヘッドのみ(普通車)で 16:59 に通過して平日割引で550円

トレーラーを牽いて(中型車)通勤割引だったら1550円合計2100円

今回は400円+2150円=2550円  450円の損・・・

温泉一人分を損したことに・・・勉強になりました。(^^ゞ

 

明日は夕駈けで、14時過ぎに牧ノ戸へ出発です。

朝寝坊出来ますので、テレビを観ながら深夜までゆっくりしました。

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31日、今日は良い天気になりそう・・・と云うより天気良過ぎ!

雪が融けてしまうかも?朝駈けが正解だったかなぁ・・・(+_+)

お昼ご飯は、レストハウスでいただきます。無料の駐車場でP泊する時は

駐車場のレストランで食事やお土産を買ったりします。心ばかりの仁義です。

 

私は鳥天定食、妻はごぼ天うどんを食します。でも鳥天は天婦羅ではなく

唐揚げと思うのは私だけ???

前にも食べた時に、大分在住の方と同じ話題で盛り上がりました。

 

ポカポカ陽気の中、時間を追うごとに白い山肌の雪が無くなっていくのが分かります。

雪山は期待せずに、駐車場でのんびりと過ごします。

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 15:05 牧ノ戸登山口より入山です。第2展望台までは積雪してます。

所々、日差しが当たるところは融けてます。気温は1℃ 霧氷は全く無し!

今日はトランゴ アルプでお山歩です。妻は第1展望台でチェーンスパイクを

付けました。私はノーアイゼンです。少し滑りますが、ビブラムニューソールの

お陰で歩き方次第で滑らずに歩けます。

 

積雪路は、登山靴であればそんなに滑ることはありません。地面に対して

靴を平行に着いて、平行に持ち上げれば良いのです。

爪先や踵で着地や蹴るように歩くとズリッと滑ってしまいます。 

そして、そぉーと足を置くのではなく、ソールを雪面に食い込ませるように

少しだけドスンという感じで足を着きます。

 

積雪の急斜面では違ってきます。登りではキックステップで登ります。

降りる時も踵から雪面に足を着きます。

斜面では、水平になるよう(地球に対して)に足を着き、身体を安定させて

登り降りします。階段を作ってくような感じです。でもこれは積雪の場合です。

凍った雪面では違います。

 

今日のような日でも、アイゼンやチェーンスパイクを着用すると気にする事なく

歩けますので、安全を思えば面倒でも付けてた方か良いのかも?です。

前にも書きましたが、このような積雪あり、雪解け道あり、グチャグチャ道あり

の場合は、チェーンスパイクは重宝します。無積雪道でも外す事なく歩けます。

雪が融けて特に滑るグチャグチャドロドロの登山道も滑りにくいです。

雪・泥道に威力を発揮します。それでいて無積雪な登山道でも付けてる感じが

無いから最高です。

 

4本爪アイゼンはアイゼンを付けてない時の歩き方をしないと滑ってしまいます。

爪先や踵付近に爪がありませんので、爪が雪・氷面に利くように歩かなければ

意味ありません。第2展望台より降りて来られた方が大きく尻もちを付いて

転ばれました。怪我はなかったので良かったのですが、足元を見たら4本爪

アイゼンでした。確かに計量・コンパクトで良いのですが、北アルプスなどの

残雪期で雪渓を横切る時などの利用には良いと思います。

私も妻も持っていますが、一度使っただけで今は棚の奥に仕舞ってます。

 

くじゅうの雪山では6本爪もしくはチェーンスパイクがお勧めです。

私は8本爪以上は着用した事はありませんので、何とも云えませんが

くじゅうでは前爪は必要ないかと思います。前爪があるとスパッツやズボンに

引っ掛けて転倒する事があるようです。前爪があるアイゼンはそれなりの

歩き方をするようです。私が思うに少しガニ股で歩くのでは?と思いますが

経験者の方如何でしょうか?

 

絶賛しましたチェーンスパイクですが、6本爪より劣る点もあります。

確かにチェーン+小さめの爪10本、靴裏全体に滑り止めがあるので

雪・氷道を無積雪道を歩るく時のように歩けますが、ガッチリ喰い付くような

感じは6本爪の方が勝ってます。

脱着や軽さ、そして突き上げ感、歩き易さはチェーンスパイクに軍配が上がります。

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 沓掛山手前のアセビのトンネルも何時もは霧氷のトンネルなのですが・・・

所々、雪融けで登山道はグチャグチャドロドロの状態です。

でも、日蔭の北斜面ではしっかりと雪も残ってます。6割雪道、3割グチャグチャ道

1割通常登山道って感じです。

 

星生山へ行く予定だったのですが、星生山には全く雪はありません。

扇ヶ鼻分岐で変更し、扇ヶ鼻へ向かうことにしました。

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久住山・中岳方面も雪は無くなってました。真っ青な空に真っ白な飛行機雲。

今日の妻はちょっと辛そうです。何時もは笑い話で楽しくお山歩ですが

言葉少なめです。もしかすると私の風邪が移ったのかも?

熱は出なかったのですが4~5日前から咳が出て、少し身体がだるかったので

風邪薬を服用してました。登る前は、妻が私のことを心配してましたが、登りだして

からは私が妻を心配してのオシドリ夫婦登山???

夕日を眺めて(画像をクリックで拡大します)
夕日を眺めて(画像をクリックで拡大します)
ピンクなくじゅうはお預け(画像をクリックで拡大します)
ピンクなくじゅうはお預け(画像をクリックで拡大します)
×印の飛行機雲(画像をクリックで拡大します)
×印の飛行機雲(画像をクリックで拡大します)

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 17:00 扇ヶ鼻に到着。直ぐにパーマフロスト ダウンパーカを着ます。

ルイも震えてますので防寒着を着せます。

妻は更にベンティスカ ダウンパンツを着用。このダウンの上下はボリューム

たっぷりで暖かく、パンツは両横が上まであるチャックで靴を脱ぐ事なく着用でき

便利です。ただ、中肉な妻がゴロクミちゃん状態になっちゃいますが。

 

夕日を観ながら、コーヒーを飲みます。遠赤ヒーターアタッチメントをコンロの

上にのせ暖を取ります。このストーブは暖を取るだけでなく、ぬるくなったコーヒー の

カップを載せて温め直すこともでき重宝します。

 

真っ白な雪景色だったらピンクなくじゅうを満喫できたはずなのですが、残念です。(T_T)

扇ヶ鼻からの夕日1(画像をクリックで拡大します)
扇ヶ鼻からの夕日1(画像をクリックで拡大します)
扇ヶ鼻からの夕日2(画像をクリックで拡大します)
扇ヶ鼻からの夕日2(画像をクリックで拡大します)

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 日が沈み、辺りが暗くなり 18:10 私もアイゼンを装着し扇ヶ鼻を後にします。

雪の登山道は登って来る時とは違って凍ってます。

 

ヘッデン一つだと、足元を照らすようにすると、頭を上げても遠くを照らすことが

出来なくなり、遠くを照らすように調整すると、足元を照らすのに首を必要以上に

下げなければなりません。そこで考えたのが、ヘッデンをダブルで照らすことです。

 

一つは通常通りヘッドに付けて遠目を照らすように、もう一つはザックのショルダー

ベルトに取り付けて足元を照らすように調整します。常に足元を照らしてるので

必要以上に首を下げなくてよいので快適に歩けます。

 

満天の星空の下、凍った雪の登山道を“ザク、ザク”とアイゼンが雪を踏みしめる

音だけを聞きながら、静まり返った真っ暗な登山道を下山します。

19:30 第2展望台で気温を確認すると-5℃でした。

 

19:50 牧ノ戸登山口へ無事に下山。

温泉に入って、食事できる処を探しますが、何処も閉まってます。

仕方なくトレーラーに帰って、カップ焼きそばとパンで簡単に夕食を済ませました。

今日のお山歩のビデオを観ながら、飲むお酒は美味しいです。

 

22時頃、トレーラーの窓から長者原氷まつりの会場を見ると、7~8台の車が

ヘッドライトを照らして準備をされてました。

明日は温泉と長者原氷まつりを楽しみたいと思っていますが、雨が心配です。

 

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