今週末は子供・孫達と一緒にキャンプの予定です。ルイをキャンプ場の子供達に
みてもらって、坊がつるへテント泊へ行こうと妻と計画してます。
ですが、妻と二人だとU.L.ドームシェルターは、少し狭いので坊がつるデビューが
先送りになります。元々、単独用と思って購入した経緯も有り、妻に伺いを立てます。
〝坊がつるへ行って来ていい?〟『来週も行くっちゃろ?一人で行って来るん?』
と云うのも、ルイを夏場の登山には連れて行きません。暑さに弱いのとヒゼンダニの
感染があるからです。6/3のミヤマキリシマ観賞に連れて行った時に、長い距離を
歩いたのもあるかもですが、熱中症になってしまいました。
帰宅後に病院へ連れて行き、2~3日具合が悪かったのです。
留守番の妻に申し訳ないと、前日イタリアンレストランENZOへご招待。
浜辺を散歩し、夕日を眺めながら食事をしました。
『明日、早いから食事は行かなくていいよ』と遠慮してましたが、夫婦円満を保つには
ドライブ、浜辺を散歩しディナー。恋人の時のようなデートをシチュエーションします。
妻はご機嫌で見送ってくれました。
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02:00 起床し 03:00 出発します。
私と妻は暑さが苦手なので、夏場のお山歩は午前中に行動を終えるパターンです。
06:00 には入山したいので夜中起床・出発です。
眠っていた妻を起こさないようにと、家を出ましたがエンジンの音で目が覚めたようで
出発直後にメールが来ます。“気を付けてね。居眠り運転しないようにね!”
了解!帰宅時は眠くなることが度々ですが、行く時はワクワクで眠くなりませんので
心配ご無用ですよ。
05:30 吉部駐車場へ到着。駐車場が更に整備されてました。おじさんが既に
草刈りをされてましたので、挨拶して話し込んでしまいお山歩開始が 06:10 に。
駐車場でブヨが付き纏っていたので、防虫ネット被り、前回痛い目に合ったので
教訓を生かし、レインウェアーのズボンを着用して入山です。
用意してた登山届をボックスへ置いて、暮雨の滝コースでお山歩開始です。
10分弱で根っこの階段に到着。気温は19℃ですが曇ってるからなのか夜露は皆無。
その上、ブヨ等の虫も全く居ない状況です。準備万端で挑みましたが、暑いので
レインウェアーズボンを脱ぎます。ついでに防虫ネットも外します。
10分のロスタイム。
テント(シェルター)が軽いのと、持って行く物を最低限プラスアルファーにしたので
ザックも16㎏と軽く快適に根っこの階段の急登を登れました。
何時もテント泊の時は60Lもしくは90Lですが、今日は40Lのザックです。
妻と行く時は妻のザックを10~12㎏に調整します。妻の残りの分まで運ぶので
25㎏前後の重さになります。
シャリバテした経験も有り、教訓は生かさなければとコンビニおにぎりを車中で
しっかりお腹に納めました。07:05 暮雨の滝分岐到着。10分休憩します。
07:35 大船林道分岐到着。5分休憩し、ここからが日蔭の樹林帯から日が射す
林道歩きなのでヘアバンドから帽子へ変えます。
それまで木々の間から日が射してましたが、太陽が雲に遮られました。
思わず〝天は私に味方した!〟と心でつぶやきます。
映画「八甲田山」で軍隊の雪中行軍訓練で遭難し、翌日は晴れるだろうと確信するの
ですが、翌朝も猛吹雪が続き、北大路欣也の台詞「天は我々を 見放した!」は
当時の流行語となりました。
雪山を登られる方は是非に観ておいた方が良いと思われる映画です。
曇ってるので快適に大船林道を歩きます。気温は20℃。
坊がつるに着くまで、お日さまは顔を出さずにいてくれました。(^^)v
08:00 坊がつるテン場に到着。早速携帯電話のワンセグで「あまちゃん」を
観ようとしたら、電波を受信できませんとの表示。じぇじぇじぇ!
8時までに着こうと楽しみに大船林道を足早に歩いてきたのに・・・
(チユーナーが北九州になったままでしたので、チャンネル設定後視聴でき
お昼の再放送であまちゃん観ることが出来ました)
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30分ほどで幕張りを終え、タープの下でくつろぎます。
〝暑い!〟気温は22℃前後ですが、タープを張っても直射日光の下では
やはり暑いです。炊事棟横の木陰に避難します。こちらは涼しいと云うより寒いです。
長袖のシャツをTシャツの上に重ね着します。2時間30分ほどのんびりと
時の流れを満喫します。
何時もだったら、ここで大好きなカフェオレを坊がつるの清水で嗜むのですが
先日の健康診断で糖尿病予備軍のレッテルを貼られましたので、甘いカフェオレは
我慢して、持って来た麦茶と妻が用意してくれた冷凍パインを食します。
甘くて冷たい冷凍パインで欲求も吹き飛びました。〝奥さん、ありがとね!〟
昨日からテント泊されてた方々が撤収されると今日からテント泊される方々が
次から次に来られます。
鮮やかな色取り取りのテントで坊がつるが華やかになっていきます。
11:30 食事の準備に取り掛かります。今日の昼食はソーメンです。
坊がつるの水で茹でると、とっても美味しいです。去年の夏、実証済みです。
11:50 出来上がり!涼しい木陰で薬味のネギとワサビ入れていただきます。
やっぱり美味しい!坊がつるでの楽しみは何と云っても食事です。
12時過ぎ、撮影機材を持った4~5名の方が坊がつるを撮影されてました。
三俣山をバックに、低い位置から私のテントを撮影されてます。
何処かのテレビに映るのかなぁ? 三俣山をバックに黄緑色のテントと薄いクリーム色の
タープが放送されていれば、是非にお知らせ下さい。m(__)m
13:40 テントの数が40張り前後となり賑やかになって来ました。
温泉の混雑が予想されますので、少し早いですが法華院温泉山荘へ向かいました。
13:50 法華院温泉山荘で入浴します。流石にこの時間は空いてて2名でした。
ゆっくりと温泉を堪能し、日蔭のベンチでチューハイで一人乾杯です。
飲み終え、涼しいベンチでお昼寝です。朝が早かったのでグッスリ1時間程眠ってしまい
恐らく鼾をかいてたのでは???付近に居た方々お騒がせしました。m(__)m
16:00 テン場へ戻ります。涼しくて歩いてても汗も出ません。
我が家のテント付近の方々と、お山の談笑や、テント・タープの話題で盛り上がります。
18:10 食事の準備を始めます。この時点でテントは70張りを超えてました。
18:25 楽しみなディナーです。今日のメニューは北海道産ホタテと野菜のバターソテー
焼き鳥、マカロニサラダと鶏飯です。新メニューを美味しくいただきました。
ホタテと野菜のバターソテーの調理説明を視ると、お好みで塩コショウ、醤油等で
味付け下さいと書いてあります。塩コショウを加えると更に美味しくなりそうです。
坊がつるでは今までに、ベーコンとアスパラのクリームパスタ、ウインナーとキノコの
カルボナーラパスタ、エビチリ、酢豚、餃子、シュウマイ、ビーフ・唐揚げカレー
チーズ・和風ハンバーグ、ハムステーキ、豊後牛ステーキ、焼豚入り生ラーメン
野菜たっぷりチャンポン、すき焼き、具沢山水炊き、焼き肉、ピラフ、チャーハン
五目御飯、焼餅入りぜんざい、フレンチトースト、サラダ等、フリーズドライ系は
私は美味しいと思えないので、重くても普段の食材か冷凍・レトルトが中心です。
色んなメニューをしましたが、一番美味しいのは坊がつるの水で炊く白飯です。
食事を終え、明日も02時起きで 03時から大船山へ朝日を見に行く予定です。
早めですが、20時過ぎに就寝します。気温は20℃。
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22時頃からテントを叩く雨音で、ぼんやりと目が覚めます。雨が降ったり止んだりしてる
ようです。午前02時起床。雨は降り続いてますが、回復するかも?とネットの雨雲レーダー
で確認します。朝まで降り続きそうです。ここでキッパリ諦めてオヤスミナサイ。(-_-)zzz
目が覚めると辺りは明るくなってました。1時間ほどゆっくりしてトイレと洗面へと
テントから這い出しました。起きた時は雨は止んでましたが、また降り出します。
折り畳み傘を準備してたら、直ぐに止んだのでレインウェアーのズボンだけ履きます。
テントへ戻り、朝食の準備です。メニューはお湯で温める冷凍食品のオムライスと
昨日の残りの焼き鳥、マカロニサラダです。
お湯を沸かし、湯に入れて置くだけですので簡単メニューです。
美味しそう!オムライスにケチャップがあれば良かったのですが、焼き鳥のタレが
残ってたので、タレにオムライスを浸けていただきます。その前にビデオ撮影、BBSへ
UPしようとタブレットで写真を撮ろうと電源スイッチを押しても起動しません。
あれぇ?何度か強く押してみたりしますが全く反応せず・・・
タブレットがストライキを起こしました。要求は?と聞いても無視です。
昨日、深夜電源を切ったつもりでしたが、切れてなかったのかなぁ???
バッテリー使い果たしたのかなぁ???最終確認で残量は65%だったのに???
仕方ないので、食事を始めました。
オムライスはしっかりとチキンライスが入ってます。焼き鳥もとっても美味しいです。
食事を終え、空が明るくなってきました。このまま回復するのかなぁ?と思い
ゆっくりしてると、三俣山を雲が覆ってきます。ヤバイ!早々にテントを片付けます。
取り合えずテントの中の物をザックの中に押し込み、タープを片付け、テントを畳む頃
降り出しました。ビニール袋にテントを押し込み、炊事棟に避難します。
ストライクアラートが頻繁に鳴り出します。雨は30分ほどで止んでくれました。
雷も遠くだったので一安心。ストライクアラートを確認すると遠ざかってます。
次の雨雲が来る前に大船林道だけは通過したいと 昨日テント談話で盛り上がった
ご夫婦のご主人に挨拶をして 08:30 早々に坊がつるを後にします。
今日は雨粒が残ってるので、レインウェアーズボン着用です。直ぐに取り出せるように
レインウェアーの上着も準備します。もちろんザックカバーは装着してます。
暮雨の滝・大船林道分岐手前で、ご夫婦の方がいらっしゃいました。〝こんにちは〟と
挨拶をしてご主人の方を見るとソールが外れかかって靴紐で応急処置をされてました。
〝大丈夫ですか?〟「ソールが取れちゃって・・・」〝奥さん、私のザックの横に細引きが
ありますので、取ってくれますか?〟奥さんに取っていただき〝これ、良かったら使って
下さい。5mありますからしっかりと固定出来ますよ〟「ありがとうございます。余分に
紐を持ってますので」〝遠慮なさらなくて良いですよ〟「本当に大丈夫です」とのことで
細引きをウエストポーチへ。奥様が「そこの分岐先に雨ヶ池へ登れる登山道を探して
たのですが・・・」〝在りますよ、マイナーな登山道ですので途中藪漕ぎ状態になるかも?
です〟ご主人が「今日は靴がこんなだから、止めときますが、入り口にテープか何か
ありますか?」〝テープがしてありますよ〟「次回、探してみます」と10分ほど会話して
大船林道から暮雨の滝へ向かいます。雨ヶ池への登山道を確認すると杉林への入り口に
青色のテープが巻いてますが草が茂ってて、ここに登山道があると思って探さないと
見つけ難いと思われます。
09:20 暮雨の滝分岐到着。私と同年代と思われるご夫婦の方が登って来られました。
ご挨拶を交わすと「暮雨の滝はここからどのくらいですか?」〝5分ぐらいで行けますよ〟
奥さんと「行ってみようか」と。〝暮雨の滝に着く最後が急になってますので、お気を付け
下さい。ザックはここにデポされた方が良いかもです〟蛇腹のマットをザックに付けられて
いたし、ザックも大型だったので、坊がつるテント泊に来られたのでしょう。
ザックをデポされ、暮雨の滝へ降りて行かれました。
7分休憩し、下山します。途中、年配のご夫婦の方に問われます。「この道は大船山へ
行けますか?」〝坊がつる経由で行けますよ〟と。ここまで随分道に迷った?らしいの
です。暮雨の滝分岐より10分程歩いた頃から小雨が降り出しました。ストライクアラートも
鳴り始めました。根っこの階段に着く頃は本降りの雨になりましたが、後20分程で下山する
のと、木々で雨を凌げてるので、レインウェアー上着は着用しませんでした。
今回の登山靴をSエボにするか、アルプにするか迷ったのですが、アルプにして正解でした。
雨に濡れた黒ボク土の滑り易い登山道でもガッチリとグリップしてくれます。
登山熟練者の方が “登山靴は高くても良い物を選べ” と言われますが、その通りだと
思います。慣れない足さばきを靴がカバーしてくれます。技術が伴わない分、補ってくれる
のです。買って良かった “ スポルティバ ”です。
10:05 登山口到着です。登山届を回収しようとボックスを開けると私の分ともう一枚だけ
でした。もしも崖から落ちたりして動けなくなり気を失ったりすれば、遭難届が出されても
何処から登ったのか、どのルートを通ったのか、非常食は持っているのか等の情報が
伝わらないと、車を見つけて登山口は分かっても、コースは?どちらの登山口を利用したか
とスポット的に探せません。発見が遅れた場合、生死に係わります。
私もその場で書くのが面倒なのと、時間的に〝今回は日帰りだし出さなくても良いか〟と
思ってしまう一人ですので、自宅のパソコンで作ってボックスへ置くだけにしてます。
制作中も、登山計画の楽しみだったりします。
駐車場へ移動し、レインウェアーのズボンを脱いで、濡れたTシャツも着替えます。
下山したらカフェオレの缶コーヒーを買おうと楽しみにしてましたので、自動販売機へ
車を走らせます。
こういう時に飲むと吸収されやすく、駄目だと分かっていても我慢にも限界があります。
坊がつるでは大好きなカフェオレは1杯だけで我慢しました。(通常1泊で6杯は飲んでました)
その上、昼食は軽くうどんにしようと思ってましたが、玖珠町の博多ラーメンでラーメン
定食を食べてしまいました。沢山歩いたので・・・なんて理由になりません。次回から
節制します。(^^ゞ
13:30 無事に自宅へ到着。
タブレットもカスタマーセンターへ連絡すると、ピンホール内のリセットボタンを押すと
起動しストライキ解除となりました。φ(..)メモメモ
BBSをご覧いただいていた皆さん、中途半端な状態で終えてしまい現地からのレポートが
中断したことをお詫び申し上げます。
今回、初デビューのU.L.ドームシェルター2ですが、ツエルトとして使うのであれば
2人でも問題ないと思われますが、テント泊で荷物などを考えるとちょっと窮屈かなと
思われます。1人だけでは申し分ありません。
まずは890gの軽さです。通常のテントと比較して約半分の重さです。
それとコンパクトさです。今回タープも入れて40Lに納まったのは云うまでも有りません。
立て易さは、シングルウォールテントとほぼ同様だと思われます。ものの5分もあれば
ペグ打ちまで完了します。
今回の使用では、結露は全く在りませんでした。入口をメッシュ(上半分)にしてたのも
結露防止に繋がったと思われます。(夜半前から雨になったので湿度は高い状態)
防水性は実証済みですので、省略させていただきます。
私の主観ですが3シーズンの雨以外であれば、単体で使用しても十分だと思われます。
総合的評価は、軽さ・コンパクトさを評価に入れると満足度120%です。
フレッサウィングは軽量なのが特権です。今回は側面のロープを短めで張りました。
移住空間は少し狭くなりますが、少々の風では問題ないようです。
何と云っても白っぽいクリーム色は人目に付きやすいです。お二人の方から
このタープは?と聞かれました。現在、廃盤ですので手に入り難いです。
ICONIA W3-810は、Windowsタブレットでは世界最小です。ケース、通信端末と
コンパクトキーボードを入れて800gを切ってます。
今回はトラブルがありましたので何とも云えませんが軽量・コンパクトさで云えば
十分なタブレットです。次回ストライキを起こしても対処法は分かりましたので
中途半端なBBSは免れそうです。(^^ゞ
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NorieOHASHI (木曜日, 08 8月 2013 21:53)
こんばんは
登山の様子をすごく細かく書かれているので、頭の中で想像しながらわくわくしてきました。来月の登山、今から楽しみで仕方ありません。
それにしても見送りからご飯の準備まで、お優しい奥様!それだけ陸ドルさんも奥様を大事にされているんでしょうね(^^)
きたちゃん (木曜日, 08 8月 2013 23:02)
こんばんは。
ソロで坊がつるへ行かれてたんですね。
どこへ行こうともあまちゃんは必須ですよね。(笑)
私は長野から帰ってきて一週間分まとめて観ました。
山小屋も楽しかったですが、やっぱりテント泊がいいですね~
お盆に坊がつるも考えたんですが嫁さんの足の親指の爪が内出血で黒くなって・・・
痛みは無いんですがしばらくは無理しないほうがいいかなと・・・。
なのでお盆は久住あたりでのんびりオートキャンプしてます~(^^)
okadol (土曜日, 10 8月 2013 01:12)
NorieOHASHIさん、ようこそ!
コメントありがとうございます。(^^♪
私のブログはご一緒に行動してると思っていただければとの思いで書いてます。
想像しながらわくわくしていただければ幸いです。(^^)v
初登山に私達夫婦+ルイをご指名いただき、嬉しい限りです。
9月、妻とお会いできることを楽しみにしてます。
okadol (土曜日, 10 8月 2013 01:27)
きたちゃんさん、こんばんは。
北アルプス遠征楽しく読ませていただきました。
あまちゃんは何処に居ても外せませんねぇ~。
坊がつるテント泊ソロは昨年7月と2度目です。
北アルでの小屋泊まりは憧れです。何れ行ってみたいです。
お盆はくじゅうでオートキャンプですか?
12日まで飯田高原の『高原の里』に滞在してます。
只今の気温は19.5℃で凄く涼しいですよ。
sprawdź sam (金曜日, 03 11月 2017 17:38)
vocativami