坊がつるテント泊 11/2~3(1日目)

九州へ今季初寒波!?残紅葉と霧氷?坊がつるへ行こう!と思い、寒波襲来の1日に予定。

天気図と睨めっこすると、相当に風が強そう!一度坊がつるで強風体験してますので

2日からに変更。前日、長者原のライブカメラで経過を見守ると、気温は順調良く

下がってるのですがガスの気配はなし。

 

取り合えず、牧ノ戸まで行って霧氷の気配が無ければ、他の登山口から坊がつるを

目指す事に。

03:30起床。ライブカメラで確認。天気良過ぎで満天の星空・・・

意気消沈し04:30過ぎに自宅を出発。07:30過ぎに牧ノ戸に到着。

霧氷・・・無氷?妻と何処から坊がつるへ行くかを相談。未踏の佐渡窪・鉾立峠経由で

行ってみようとなり、沢水展望台駐車場を目指すことになりましたが登山口の場所は???

取り合えずナビに沢水キャンプ場を入れて出発。

沢水キャンプ場付近に到着。本山登山路の標識があり進んで行きます。

“車が離合できない道を登って行く”と師匠から聞いたことがあったので間違いないと

車を走らせると駐車場があり迷うことなく登山口到着しました。

駐車場で千葉から来られたご夫婦の方と少しお話しして、ご夫婦の方は本山登山路へ

私達はくたみ分れへ 09:00 出発しました。

 

↑画像をクリックして右下の矢印でスライドショーで見れます

木漏れ日のコンクリートの遊歩道を進んで行きます。途中階段のアップダウンを

くり返し進んで行きますが、テント泊のザックの重量は私が24kg妻が11kg

アップダウンは堪えますが、気分は爽快なので足取りは軽く・・・

(この後、荷物の重さが辛い修行となることも知らずに)

途中、残紅葉をビデオ撮影しながら、のんびりと佐渡窪を目指します。

 

             木漏れ日の遊歩道
             木漏れ日の遊歩道
    真っ赤なもみじと青空(画像をクリックで拡大します)
    真っ赤なもみじと青空(画像をクリックで拡大します)
        豪雨災害(画像をクリックで拡大します)
        豪雨災害(画像をクリックで拡大します)
       黄色のもみじ(画像をクリックで拡大します)
       黄色のもみじ(画像をクリックで拡大します)

この登山道は昔、修行僧が法華院に向かう時に使われた登山道らしいです。

修行?修行は嫌です!

ジグザグに登って行く登山道(馬荷の鍋も割れたといわれる急でデコボコとした鍋割坂)

には登山道一面に枯れ葉が積もり歩く分にはクッションとなり良いのですが、厄介なのは

その下に隠れた3~5㎝程の浮石です。枯れ葉に隠れ見えないので、その上に乗ったら

グリッと足を取られ捻挫しそうだし、バランスを崩して転びそうになります。

荷物の重さで急登りは辛く、足の置き場を確かめながらの正しく辛い修行???

妻は持病の膝を痛めないよう更に慎重になります。

佐渡窪に着いたのは11:20 登山口より2時間20分も掛かってしまいました。

辛い登りでしたが、佐渡窪は残紅葉で綺麗です。疲れも何処へやら???コンビニで

買った私“あんころ餅”妻“どら焼き”でコーヒータイムです。40分ほど休憩しました。 

佐渡窪の残紅葉1(画像をクリックで拡大します)
佐渡窪の残紅葉1(画像をクリックで拡大します)
佐渡窪の残紅葉2(画像をクリックで拡大します)
佐渡窪の残紅葉2(画像をクリックで拡大します)
佐渡窪の残紅葉3(画像をクリックで拡大します)
佐渡窪の残紅葉3(画像をクリックで拡大します)
美味しそう!(画像をクリックで拡大します)
美味しそう!(画像をクリックで拡大します)
      4WDなルイは鍋割坂はヘッチャラ!       (画像をクリックで拡大します)
      4WDなルイは鍋割坂はヘッチャラ!       (画像をクリックで拡大します)

12:00 長い休憩を終え、鉾立峠へ向かいます。

鍋割坂での疲れが残ってて鉾立峠までの登りが更にしんどいです。

しんどい(くたびれている)は京都の方言ですが今の状況にピッタリな言葉です。

途中、白口岳から豪雨で流れてきた土石が登山道を塞いでました。

自然の猛威は凄いです。鍋割坂も豪雨で荒れてたのかも?

以前、師匠に聞いたこのコースは「坂道だけど、登り易くて良かったよ」と聞かされて

ました。〝後10mで鉾立に着くばい!〟と妻に言った時、二人とも何故か笑いの壺に

はまってしまいました。

向う脛を打った時 “痛いのに笑ってしまう” あの心境です。二人で大笑いしながら

1時間掛けて 13:00 鉾立峠に到着です。流石に前向きな妻も辛そうです。

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13:10 10分ほど休憩し法華院山荘を目指します。13:40 法華院山荘到着。

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法華院山荘のベンチで〝まずはビール!〟と言いたいところですが、坊がつるへ

向かいます。沢水登山口から法華院山荘まで一人の登山者の方とも逢いませんでした。

テン場に着き、私は山に芝刈りに、妻は川に洗濯に???

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

じゃなくて私はテント設営、妻は夕食の下ごしらえ、そして法華院山荘の温泉です。

妻は冷え症なので完全防備?で出発です。至福の温泉から上がると北大船山中腹に山影と

雲が醸し出すアーベントロートが始まってました。

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  アーベントロート(画像をクリックで拡大します)
  アーベントロート(画像をクリックで拡大します)
        雲の影 ジュゴンに見えませんか         (画像をクリックで拡大します)
        雲の影 ジュゴンに見えませんか         (画像をクリックで拡大します)

テン場に戻り、夕食を食べる頃には真っ暗になってしまいました。

まずはお決まりの『乾杯!』です。ビールは身体が冷えるのでチュウハイにしました。

前回と同じく“ナベ”です。寒い時は何時までもグツグツと煮えてるナベが最高です。

ご飯を炊くのは得意ですので、今回も当然美味しく炊けました。

水が良いのか?本当に美味しいです。

ダウンの上下を着込んでますので、寒さは感じません。温かいナベとダウンで

ポカポカです。この時の気温は氷点下でした。

お腹も満たされ19:30 テントに入ります。ルイも疲れたのかグッスリと眠ってます。

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テントに入った時の外気温は-4℃。空は満天の星空、明日も天気良さそう。

霧氷は無理!?

 

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コメント: 4
  • #1

    もび (月曜日, 05 11月 2012 22:47)

    う~ん気温、下がってますね~
    11月中にもう一度行こうと思っているんですが.......
    シュラフ考えないといけないですね~
    参考になりました!^^/

  • #2

    okadol (火曜日, 06 11月 2012 07:07)

    もびさん、おはようございます。
    昨年からの冬山では、モンベル#5+極寒ダウン上下+アンダーウェアで
    -10~14℃でテント泊してました。
    シュラフの対応温度を下げるのに安価で軽くて荷物にならないのは
    サーモライトリアクター!?シュラフの保温性能を8℃上げるとなってます。
    http://www.caravan-web.com/import/sts/cat07-1700167.html
    使った事はありませんので、何とも云えません。
    もびさん、人柱お願いしま~す。(^_-) 

  • #3

    きたちゃん (木曜日, 08 11月 2012 17:57)

    こんばんは。
    坊がつるこの時期で-7度は寒いですね~
    この日鳥取の大山も雪が積もったそうで寒波が入ってたんでしょうね。

    温かいお鍋とホクホクのご飯が凄く美味しそうです!
    次ぎ行く時はお鍋にします(笑)
    と言っても寒いのでもう家族は来てくれないですが・・・(笑)

    しんどいって京都の方の言葉なんですね~
    知りませんでした。
    広島でも普段よく使います。
    やっぱり九州ではきつかーでしょうか?(笑)
    久留米ではがばきつかーとも言いますが・・・(^^)

  • #4

    okadol (木曜日, 08 11月 2012 19:15)

    きたちゃんさん、こんばんは。
    大山のような寒波を期待して行ったのですが、九州までは来なかったようです。
    ナベだったら次の朝、雑炊でいただけますので2度美味しいですね。

    筑豊だと『だりぃ』ですが正確には〝しんどいばい〟と京都+筑豊弁でした。
    来年、坊がつるファミリーテント泊でご一緒したいですね。ゴロ-ちゃんも一緒に!(^^)v